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デーリー東北 [weblog]

時評(2月13日)
2019/02/13 05:30
自民党は党大会で、春の統一地方選と夏の参院選が重なる今年を「12年に1度の政治決戦の年」と位置付け、両選挙の必勝を期すとの運動方針を採択した。安倍晋三総裁(首相)は演説で「まなじりを決して戦い抜く」と強調。第1次内閣時の2007年参院選での惨敗に触れ「その責任を片時たりとも忘れたことはない」と述べた。
 同選挙では自民党が改選議席64から37に激減させ、首相退陣の引き金となった。07年の再来への危機感を表した格好だが、09年の政権転落後に関し「悪夢のような民主党政権が誕生した」と中傷したのは、政権第1党のトップとして品位に欠けるのではないか。
 首相は大会で、9条への自衛隊明記案実現に強い意欲を見せた。大会前日には、都道府県連の憲法担当者を集めた会合を初めて開き、下村博文憲法改正推進本部長が改憲機運を地方から盛り上げるよう“指示”した。
 しかし、世論調査では安倍政権下での改憲に反対する人が多数を占めている。統一選を控えた地方組織から「改憲は票にならない」という趣旨の消極論が漏れたのは当然で、執行部側の「焦り」が感じられた。
 一方、国会の焦点である毎月勤労統計などの調査不正に関し首相は「徹底的に検証し、再発防止に全力を尽くすことで責任を果たす」と述べるにとどまった。政府の信用性に関わり、野党が「アベノミクス偽装」と批判しているだけに、地方からは具体策提示が期待されたと思われる。首相発言は政権へのダメージが限定的と考えている表れなのかもしれない。
 昨年の党大会は、学校法人「森友学園」を巡る財務省の決裁文書改ざんで政府への批判が高まっていた時期だった。2年続きの大きな不祥事だけに、官僚への指揮、監督が十分にできていない自戒と、打開策を示す責任があったのではないか。
 大会当日、首相側近の甘利明選対委員長から「勝つためにあらゆる手段を提案する責務がある」と、参院選に合わせ衆院との同日選を模索する発言が再び飛び出した。
 参院選の「最大のポイント」とされる32の改選1人区の候補一本化を目指す野党側にくさびを打ち込む狙いがあるとみられる。ただ、自民党は改選1人区全てで候補者を決定済みだ。同日選に大義名分も見当たらないだけに、おごりと言わざるを得ない。もっと王道を歩むべきだろう。



https://www.daily-tohoku.news/archives/7948



デーリー東北パネェ!
理解しようと読めば読むほど意味が解らない。
アタマ悪いんじゃないの?

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